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新型コロナ騒動のウラで、韓国・文在寅の「世論操作」が加速している!

狂信的ファンダメンタリズムが拡大中…
武藤 正敏 プロフィール

有利なように選挙制度を改正

「共に民主党」は、4月の総選挙で「自由韓国党」を追いつめるため、選挙法の改正を行った。

〔photo〕gettyimages

これによれば比例区の議席の約3分の2は二大政党ではなく、少数政党に行くようになっており、文政権は「共に民主党」のみならず与党系の少数政党を加えて、野党を圧倒する意向である。

特に与党系の少数政党には「正義党」のように「共に民主党」よりもさらに左派の政党もあり、文在寅大統領の考えにも近い。こうした少数与党を糾合し、「自由韓国党」を抑え込もうとしているのである。

選挙の直前になり、十分な議論もなく、一方的に選挙制度の改正を行う。これは明らかに文在寅氏側に有利なように選挙制度を改めるものであり、そこには公平に民主的選挙を争うとする姿勢は微塵も感じられない。

 

保守系政党は、これまで「親朴vs.非朴」で争ってきたが、このままでは文在寅政権の思うつぼである。保守が分裂したままでは小選挙区では惨敗となりかねない。そこで黄教安代表の「弾劾問題を総選挙勝利の障害にしてはならない」という考えにそって、やっと新しい保守党との接点を見出し、ひとまず旧セヌリ党の大半が「反文在寅」で結集することになった。

2月17日、保守系を結集した新党「未来統合党」が正式に発足した。さらに保守系は新しい選挙制度によって少数政党に有利となる準連動型比例代表制に対応するため、「未来韓国党」という衛星政党を結成した。

これはかなり遅れたスタートであり、今後の鍵は政策の打ち出し方、とくに文在寅政権には不安を感じているものの、「自由韓国党」も支持できなかった層をいかに短期間で取り込めるかである。