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広告業界に激震走る——グーグルの方向転換が、なぜ重大なのか?

これはビッグデータ規制の始まりか

インターネットに「クッキー(cookie)」というものがある。グーグルはこれの利用について方向転換をしようとしている。広告業界に激震が走った。

GAFA+MSの時価総額が東証1部の総額を超える

「ビックデータ」、「プロファイリング」、「データ資本主義」などの言葉が連日のように新聞紙上を賑わしている。

GAFAとかBATと言う言葉も飛び交っている。これらは、アメリカや中国でインターネットサービスを提供する企業で、「プラットフォーム企業」とも呼ばれている。新しい経済活動の最先端にいる企業群だ。(「GAFA」とは、グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン。「BAT」とは、バイドゥ、アリババ、テンセント)。

GAFA企業の時価総額は1兆ドル程度になってきている。GAFAにマイクロソフトを加えた企業の時価総額の合計は、日本の東証1部上場企業の時価総額合計(2020年1月末で657兆円)を超えようとしている。

 

経済は、明らかに大きな転換期を迎えようとしているのだ。これは単に経済の一部で起こっている現象ではない。私たちの日常生活にも密接に関連する問題だ。それにもかかわらず、何が起きているかに関して、われわれは必ずしも十分に理解していない。

変化はどのようなものか? どこで、何が起きているのか? それは、どのような問題をもたらすか? それに対してどのような対処が必要か? これから、こうした事柄を見ていくことにしよう。