最近は不倫バッシングが一層過激になっていると感じます。
冷静に考えると、自分たちが叩いても不倫がなくなるわけではないですし、程度によってはその不倫で悲しんでいる側の人もさらに傷つけてしまいます。でも止められない。
不倫に対して人はなかなか冷静になれないのだな、ということを目の当たりにして、あらためて驚きを感じている日々です。
もちろん、中には「ちょっと叩きすぎじゃないの?」と思っている方もいるでしょう。でも、それを言うと今度は自分が標的になるから言えない……。いわゆる、空気を読んだうえでの沈黙です。
このように今、空気の影響が強くなっている、と感じている方が増えているのではないでしょうか。そこで日本人特有の「空気を読む」という習性について、その歴史と今を少し分析してみたいと思います。