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米大統領選、日本の外務省が「習近平の大失敗」を繰り返すかもしれない

結果が出てからでは遅い

トランプ当選を振り返ると…

今年11月の米大統領選に向けて、民主党の候補者争いが過熱している。

民主党のブティジェッジは撤退を表明(Photo by gettyimages)

'16年の大統領選にも立候補したサンダース氏やバイデン氏など、どの候補も大きく報じられ、民主党支持者の優勢ぶりを謳う報道もあるが、トランプ陣営からは「恐れるに足らず」といった雰囲気も感じる。これから半年以上も続く大統領選をどう見ていけばいいのか。

このことを考えるにあたり、前回の大統領選を思い出すのがいちばんいいだろう。

'15年6月、トランプ氏は正式に予備選へ立候補した。その当時共和党は十数人の候補者がいたが、当初、トランプ氏は支持率わずか3%に過ぎない泡沫候補とされていた。

4年前、'16年3月の時点でトランプ氏は5人の共和党候補者の一人であり、それでもまさか勝ち残ると予測している政治関係者は少なかった。まして、ヒラリー・クリントン氏を排し、大統領選で勝利すると思っている人はほとんどいなかった。

 

そうした事情もあり、政府や霞が関はトランプ氏を完全にノーマークだった。'16年11月に、大統領選にトランプ氏が勝利した直後、安倍首相がニューヨークへ表敬訪問しようとしたときでも、外務省は、現職のオバマ大統領に配慮し、訪問を止めようとしたともいわれている。

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