アップルペイ対グーグルペイ、2大「スマホ決済」のヤバすぎる実力

真逆な両者の狙いとは
美崎 栄一郎 プロフィール

「音」を使った決済も登場

グーグルのインド市場での試みは音を使った決済方法です。スマートフォンで人間が聞き取れない周波数の音を出し、それを相手のスマートフォンで聞き取ることで決済をするのです。QRコード決済のようにカメラでスキャンする必要はありませんから、アプリを起動するだけで決済が完了できます。

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日本では、JR東日本の新型車両内でこの人間の聞こえない音を使っています。JR東日本のアプリを立ち上げると、どの号車に乗っているのかを知ることができます。移動している電車の中ではGPSは使えませんが、この音を使って号車を判断できるのです。楽天チェックというポイントを貯めるアプリもこの原理です。

ローソンの店頭でアプリを起動すると、ローソンの中で流れている人間の聞こえない音を聞き取って、チェックインを判断してポイントが貯まります。

アップルは基本的に技術を開放しませんが、最近珍しく開放された特筆すべき話題は、NFCの読み取り機能です。エディやナナコ、スイカのプラスチックカードの残高や履歴をiPhoneで読み取れるようになりました。

グーグルでも同じ機能はすでに開放されていたのですが、アップルでもOKになりました。この技術の先には、スマホ同士をタッチさせるだけで、お金をスマホ間で移動できるようになるでしょう。

 

まだまだスマートフォンの技術は進化します。より便利で安全な決済方法が搭載され財布すら要らない世界にするべく、この2社が牽引していくことになるでしょう。

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