35歳男性を襲う「結婚の壁」…不妊と未婚の“決定的なリスク”

10人に1人が結婚できないという現実
トイアンナ プロフィール
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さらに、精子の状態は加齢とともに悪くなっていくが、それでも運動習慣や食生活で改善できる。仮に精子が1つもなくとも、精巣から精子を取り出すことも状態によっては可能だという。子を作れるかどうかは「1か0か」ではない。今からをスタートラインとしてまずは検査をしていただきたい。

男性不妊の検査ができるのは一部の泌尿器科、婦人科(通いづらいだろうから、ここでは割愛する)、そしてSeem(シーム)などの自宅検査キットになる。ぜひネットで検索して、お近くの男性不妊検査ができる外来を探してみてほしい。

 

自分の現状を知るのは、絶望するためではない。与えられたカードを理解し、自分にとってベストな人生を作るためだ。妊娠力も、婚活もせず「いつか結婚したい、いつか子がほしい」とだけ願うのは、目隠しをしながらババ抜きするようなものだ。

35歳の壁を理解したうえで、自分が幸せになる道を切り開いていただきたい。