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「5Gファーウェイ排除」をめぐり欧州と米国の分断が始まった

もし親中大国ドイツが英国に続いたら…

最大の同盟国が背くとは

間もなく日本でも本格的なサービスが開始される次世代のモバイル通信「5G」。

これにより私たちが日頃使うスマートフォンの通信速度は飛躍的に高まり、また、ドローンや次世代ロボット、自動運転車、さらには各種の製造工場や交通制御システムのような社会インフラまで、様々なモノがインターネットにつながる「IoT社会」が実現すると見られている。

 

この5Gを巡って今、欧州諸国と米国の同盟関係に亀裂が生じている。今年1月末、英国政府は、これから構築される5Gネットワークからファーウェイ製の通信機器を排除しないことを明らかにした。

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ファーウェイは中国を代表する通信機器メーカーで、スマートフォンの製造・販売台数でも韓国サムスンに次ぐ世界第2位につけている。現行4Gの時代からコスト・パフォーマンスの良い通信機器で世界に市場を広げ、来る5Gの技術開発やマーケティングでは世界で一二を争うと言われる。

ここ数年、米国政府は欧州や日本をはじめ同盟諸国に対し、このファーウェイ製品を今後構築される5Gの通信ネットワークから排除することを求めてきた。伝統的に最も親密で強固な同盟関係を築いてきた英国がこの要求を退けたことは、米国のトランプ政権や連邦議会に大きな衝撃を与えた。

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