令和の時代は天皇のような時代に

2019年11月9日に開催された、天皇陛下の御即位を祝う「国民祭典」。
その時に、「嵐」が歌った「Journey to Harmony」という奉祝曲を覚えているだろうか。
「大丈夫」「大丈夫」と何度も繰り返される歌の途中で涙をぬぐっていた雅子さまの姿に、もらい泣きをした方もいるかもしれない。

 「大丈夫」……。
それは、雅子さまがご病気の暗いトンネルの中にいる間、いつも陛下が、側で繰り返していた言葉ではないだろうか。

「大丈夫。君と歩いてゆこう」

ラストのそのフレーズは、陛下から雅子さまへのラブレターのようでもあり、国民から天皇皇后両陛下へのメッセージのようにも思えた。

2019年11月9日、国民祭典にて。雅子さまが涙をぬぐう姿も…Photo by Getty Images

陛下と雅子さまは、国民の上に立つのではなく、国民の中に入り、寄り添う関係を望んでいらっしゃるように感じる。

オランダに静養にいらしたころ。病気や苦難と向き合いながら、笑顔を忘れない。そんなご夫婦の姿がある Photo by Getty Images 


昨今の気候変動や地震活動などから鑑みるに、今後の日本に、度々災害が起こる可能性は否めない。しかし、どんなことがあっても、人々が助け合い、支え合える時代になるといい。

「天皇」が、その「時代の象徴」であるとしたら、「令和」という時代は、誠実で辛抱強く、優しい時代になるのではないだろうか。
 
陛下の即位後初のお誕生日を、心よりお祝い申し上げます。

写真提供/宮内庁

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参考文献
皇后雅子さま物語』(文春文庫)友納尚子
雅子妃 非運と中傷の中で』(文春文庫)友納尚子
雅子さま ご成婚十年の苦悩』(講談社)渡邉みどり
奉祝 徳仁天皇御即位』(宝島社)三橋健監修

編集部注:敬称や名称については当時のものを使用しています。