真如流「その気にさせる」鑑定法

真如さんの鑑定法は一般的な占いのイメージとは少し違っている。「あなたは何を知りたいの?」と訪ねてきた人に聞くことはないと言う。

「普通なら、恋愛の悩み? それとも仕事? とか聞くんでしょうけど、私は聞きません。生年月日を聞いたら、すぐに鑑定を始めます。相手の顔や表情を見てどんどん話していくんです」

まず最初に、名前と生年月日を伝える。生まれた時刻もわかればなおいい。そして、とにかく話し出すと言うのだ。

真如さんの書籍。『高尾山「開運」トレッキング』というユニークな本も

「それが独特のスタイルだと言われる所以かな。よく真如さんは『何かが見える』なんて言われますが、そうじゃなくて出てくるんですよ。私は、占いは学問とは言わないまでも、いろんな方法を勉強した結果だと思います。ちゃんと勉強なされば誰でも理解できるようになります」

真如さんは「運命は自分で切り拓くものだ」と言う。占い師の言葉としては矛盾を感じなくもない。どういうことだろう? ある芸能プロダクションの女性社員を鑑定した時のこと。真如さんは彼女に「あなたは今年結婚します」と言った。その当時、彼女は結婚どころか彼氏もいなかった。

「でも、その直後スルスルっと出会いがあって、結婚に至ったんですよ」

それは、真如さんの言葉が彼女の背中を押したからだった。

「つまり、彼女もその気になるわけですね。自分で自分の運命を切り拓こうと思うようになる」