こじはる絶好調、水嶋ヒロは大苦戦?「芸能人ビジネス」の新潮流

なぜ「D2C」に参入するのか?
竹内 謙礼 プロフィール

今までのEコマースとの違い

今までのメーカー直売サイトといえば、ネットショップを立ち上げて、そこに商品を並べてお客様に販売していくスタイルが主だった。楽天やAmazonに店を出したり、リスティング広告やSEOを駆使したりして、商品力や価格で勝負できる商材を市場に投入して販売していくことが、企業におけるEコマースの王道だった。

Photo by Gettyimages

しかし、D2Cは商品力や価格ではなく、売り手側の「思い」がお客様を惹きつける訴求ポイントになっている。卸業者などの中間業者だけではなく、広告代理店や楽天やAmazonのセール販売に頼らず、売り手のメッセージをダイレクトにお客様に届けることで、顧客満足度を高めて、商品を購入させるのがD2Cのビジネスモデルなのである。

近年、大手企業のネット通販の参入や価格競争の激化で、中小企業のネットショップ運営は年々厳しさを増している。その影響もあって、SNSを活用してファンを獲得したり、実店舗でお客様と接触してコミュニケーションを深めたりして、より強く消費者と繋がる販促がネット業界で注目を集めている。

 

D2Cのビジネスモデルで代表的なのは、下記のネットショップである。

・煎茶堂東京
https://www.senchado.jp/
全国約40の契約農家の煎茶を取り扱う。銀座にある実店舗でお茶造りのストーリーに触れることができる。

・Foo Tokyo
https://brand-foo.com/
2~3万の価格帯のパジャマを作り手のこだわりをアピールして販売。国内生地や製法向上と連携して高品質のパジャマを提供。