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母を殺した「50代の息子」に裁判官が語りかけた「意外すぎる言葉」

地裁が泣いた……

裁判所は「社会の下水道」

裁判官という仕事は、小学生でも知っています。なのに、実際にはとても目立たない存在です。

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裁判官の顔と名前を、たったひとりでも一致させた状態で知っている日本国民は、ほとんどいません。三権の一角である司法権のトップ、最高裁判所の長官すら、ビックリするぐらい知られていません。国民のうち1万人に1人でもご存知なら、上出来ではないでしょうか。

政治家や起業家などと比べると、それぐらい極めて地味な存在です。では、裁判官が取るに足らない存在かというと、それは絶対に否定しなければなりません。

 

もし、政治や経済の世界が「社会の上水道」だとしたら、裁判所は「社会の下水道」というべきでしょうか。

裁判は人知れず、法律トラブルや犯罪などの汚れた「下水」を洗い、上水道へ戻していく最初のきっかけとして、重要な役割を担っています。政治や経済に比べると、マスコミもそこまで詳しく報じない地味な仕事といえるのでしょう。

この「下水道」が十分機能しなければ、「下水」が「下水」のまま社会へ溢れ出して、大変なことになってしまいます。