権利を守るために必要なこと

「ほかの男性たちが取りなすのかな?」と思いきや、「あの発言はフォローできないし、フォローしたら日本人や女性に対する差別を認めることになるから」とみんな静観。

そうか、ここでは自分を守るためにちゃんと怒らないといけないし、怒ることは「権利を守るための抗議」として認められているんだなぁと納得。ちなみにその後、「なんでもっと怒らないの!? 悔しくないの!?」と、すごい勢いでほかの女性たちに詰め寄られた。

戦わなければ、殴られっぱなしになる。いつかやってくるかもしれないヒーローを待つような女性は、この国ではやっていけない。自分を守るためには、自分で声をあげなくてはいけないのだ。

自分が嫌なことはきちんと表明する。誰かに守ってもらう前提ではなく、自分のことは自分で守る。もちろん、「誰かに相談をする」ことも含めてが「自分で守る」ということで、その意識は、とても大切なことだ Photo by iStock

日本でそういう女性は「可愛げのない女」かもしれないけれど、ドイツで自立した大人の女として扱ってもらいたければ、「堂々と強気で」はライフハックのひとつである。

ジェンダーギャップに声をあげる日本人女性が海外に多いのは、現地の「女を抑圧するプレッシャーに負けてはいけない」という空気に触れているからだと思う。