「ビーチグラス」という言葉をご存知ですか。海辺や湖畔などで拾えるガラス片のことです。水に溶けることはなく、むしろ魚が食べてしまうと危険なのはもちろんですが、綺麗なのでアートやアクセサリーにも用いられています。

そういう私は、家族と共に海まで自転車で5分、夫の地元、神奈川県の相模湾沿いに位置する茅ヶ崎市に暮らしています。9歳と5歳の子どもが二人おり、3人目がいまお腹にいる主婦です。主婦で妊婦ですが、いつの間にか「chigasaki0467」という茅ヶ崎の地元コミュニティを夫と運営し、地元で「マイクロプラスチックweek」と名付けた大きなビーチクリーン運動の中心人物となっています。

ただの主婦だった私の活動の広がりとその内容を、お伝えしていきたいと思います。

子どもたちとともに「海の変化」を知る

私たち家族は海まで近くに暮らしているので、毎日のように海に通っています。最初は遊びで通っているうちに、綺麗なビーチグラスを子どもたちと拾うのが日課となりました。今日は砂浜に沢山石ころが転がっているから、ビーチグラスも沢山打ちあがっている日だなとすぐに分かるようになったり、海の変化に敏感になっていきました。

これがビーチグラス 写真提供/高沢江里子

ある日、いつもよりかなり多く砂浜にゴミが打ちあがっている日がありました。潮の流れによるものだか理由は良く分かりませんが、とにかくすごい量のゴミ!このゴミを見ないふりをしてビーチグラスを拾うだけなんてできない!と思わずにはいられない程でした。

ゴミだらけ… 写真提供/高沢江里子

その日からというもの、ビーチグラスとゴミを一緒に拾うようになっていきました。子供たちと楽しみながらビーチグラスを探し、ついでにゴミも拾えるなんて一石二鳥! 2019年6月、そうして私のビーチクリーンは始まったのでした。

10月のこと、その日もいつも通り子供たちと一石二鳥な海時間を楽しんでいました。
今日は殆どゴミが落ちていないなぁ、拾い続けると目に見えてゴミって減っていくもんだ、なんて喜んでいたそのとき、砂浜そのものを見て、唖然!

カラフルで小さなプラスチックが砂浜に無数に散らばっていたのです。

なんだこれはー!!

これが、海洋汚染で問題となっているマイクロプラスチックだったのです。

砂の中にあるカラフルなもの……これが「マイクロプラスチックだ!」写真提供/高沢江里子