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# 働き方

メタップスが始めた「フリーランス型正社員」、どんな働き方なのか?

「自由と保障」を両立させる仕組み

株式会社メタップスの働き方支援プロジェクト、「re:shine(リシャイン)」をご存じだろうか。正社員でありながらフリーランスのような働き方を実現し、フリーランスでは積み上げづらい社会的な信用や様々な報酬制度、税率の優遇された退職金制度など、一人ひとりに合った働き方ができる環境を目指したプロジェクトだという。

実際、「フリーランス型正社員」とはどのような働き方なのか。同プロジェクトの発案者である同社開発部部長、阿夛浩孝さんに聞いた。

取材・文/高橋暁子

保障と自由度を両立した制度を求めてスタート

阿夛さんは、2012年からメタップスで働いている。エンジニアとして開発に関わってきた中、一昨年に業務上の方向転換があった。自分の関わったプロダクトに対して思いを持つエンジニアは多いが、そのときに自分がやっていきたい方向と違ってしまったことを感じたという。

「メタップスから離れることも視野に入れながら模索していました。副業として他社の手伝いをしながら、フリーランスとなることも検討していたのです。ただ私には家族や子どもがおり、フリーランスにはデメリットも大きいことを実感しました」

 

たとえばフリーランスの場合、家を買いたくても銀行の審査が通らない、クレジットカードの審査も通らないなど、信用面でのデメリットは大きくなってしまう。

将来的な安心感を持ちながら、他社のお手伝いを両立する仕組みはないか探したが見つからなかったという阿夛さん。そこで課題解決をしたいと考えたことがきっかけとなった。結局、メタップスの中で事業としてやることを提案、「re:shine(リシャイン)」をスタートした。

リシャインは、マッチングのプラットフォームでもあり、正社員型フリーランスという制度の二軸で動いているプロジェクトだ。

「弁護士を抱えて制度、就業規則を定めつつ、業務をメタップスとして受けて、社員が業務命令を受けてフリーランスとして働けるようにしています。現在、ベータ版として完成形を目指して運用中です」