中国企業が洩らした新型肺炎「膨大な死者数」はフェイクか真実か

公式発表をはるかに超えた数字
長谷川 幸洋 プロフィール

公式発表の80倍?

報道によれば、テンセントの「感染状況トラッカー」は2月1日23時39分の時点で、感染者数を15万4023人、感染の疑いがある人を7万9808人、死者を2万4589人、と伝えた。ところが、直後の2月2日16時03分時点になると、それぞれ1万4446人、1万9544人、304人と大幅に減少していたのだ。感染者はざっと10分の1になった計算だ。

後者の小さな数字は、政府の公式発表とほぼ一致している。なぜ、テンセントは発表と異なる大きな数字を伝えたか。台湾ニュースは「誤って『真実の数字』を出してしまったか、または、だれかが意図して真の数字を公開したのではないか」と推測している。

もしも、前者が真実の数字だったとすれば、死者は公式発表の80倍に上る。公式発表の死者が1000人なら、実際には8万人が死んでいる話になる。途方もない数字だが、実はそちらが正しいのではないか、と裏付ける話もある。

 

米国に本社があるエポック・タイムズ(日本語版は大紀元)は中国・湖北省の火葬場を独自に電話取材し、火葬に付された人の数を伝えた。それによれば、ある火葬場は2月3日の1日だけで116人を火葬した、という。そのうち新型肺炎だったという死亡証明書があったのは8人で、新型肺炎の疑いは48件だった。残りは不明だ。

火葬場1カ所でこうだとすると、公式発表の数字はいかにも少ない、と考えてもおかしくない。

YouTubeで新型肺炎をはじめ、中国の実態を精力的に報じているのは、NTDTVというサイトである(https://www.youtube.com/user/NTDTV)。ニューヨークに本社があり、日本語でもNTDTVJPとして放送している(https://www.youtube.com/user/NTDTVJP)。

こちらは、新型肺炎に感染したとみられる人が路上やオフイスで突然、倒れる様子や、感染の実態を物語る病院内部の生々しい様子などを映像で配信している。