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# 読書

「やりたいことが見つからない人」に、読書が超オススメな理由

どんな人にもメリットしかない
ジャケ買いする、積読・併読する、感想文やメモは不要、途中でやめていい、速読はしない……そんな常識をくつがえす読書法を提唱するのは、TBSで数々の人気バラエティ番組を手がけたプロデューサーで、著書『読書をプロデュース』を発表したばかりの角田陽一郎氏だ。「読書をしていたおかげで、自分は東大に入れた」と語る角田氏に、読書をすすめる理由を教えてもらった。

僕が読書をすすめる理由

人生で成功するために、読書は確実に意味があることです。

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「成功」の定義はいろいろありますが、自分の目標や夢、やりたいことを叶えるという意味では、その一助になることは間違いないでしょう。たとえば、いい大学に合格でき、いい会社に入れて、出世することができる武器にもなり得ます。

仮に、本を読んでいても出世できなかったら?

その場合でも、読書は読み手の日々の生活を豊かにしてくれますし、深く濃い人生を歩む糧となるはずです。

「いや、そもそも、自分にはやりたいことがない」「はっきりした目標や夢はないけれど、ただ現状には不満がある」という人にとっても、本はなくてはならないものと言えるでしょう。

読書したことで、やりたいことが見つかるケースも多いからです。

チャップリンの自伝を読んで俳優を志すようになった宇梶剛士さんや、冒険家・植村直己の著書を読んで登山を始めた野口健さんの話は有名ですが、こういう事例は数えきれないほどあります。

どんな人にとっても、読書はほぼメリットしかないのです。

 

僕の場合、高校時代に世界史の本を読んでいたことで、東大に行けました。1960年代前半に刊行された中公文庫の『世界の歴史』全16巻(旧版)です。

先ほど「読書するといい大学に合格できる」と書きましたが、じつは僕が東大に入れたのは、単に『世界の歴史』を読んでいたからなのです。

その後、TBSに入ったのも、バラエティプロデューサーになったのも、そもそも『世界の歴史』を読んだことがきっかけです。