スマホ決済ペイペイの「異常な還元率」、どう決まるかご存知ですか

そこには深い理由があった
美崎 栄一郎 プロフィール

「40%還元」はなぜ実現したか

このように景品法では、20%という景品コストの上限が決められています。

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ですが、たまにそれ以上の還元率のキャンペーンも見られるようになりました。たしか、メルペイが最初に導入した20%を超える還元率のキャンペーンです。20%に慣れたお客を動かすのには効果的なキャンペーンでした。

この場合に景品法に抵触しないように、店舗が制限されているはずです。つまり、ペイペイやメルペイのすべての加盟店に対するキャンペーンではなく、特定のお店に送客するためのキャンペーンということです。

バーゲンで50%引きのようになっている商品が混ざっている店頭と同じ扱いです。おかげで、ペイペイの40%還元の飲食店キャンペーンで私は吉野家とはなまるうどんに行ってしまいました。

 

雑誌の景品の場合は、すべての雑誌に対する付録ということになるので、20%の規制を受けますが、特定の商品、お店に対するキャンペーンということで景品法の提供範囲外というストーリーなのです。

QRコード決済の加盟店も増えてきましたので、今後はこういった個別のお店に送客するキャンペーンが増えるはずです。