9個の点を1本の線で結ぶ方法とは? 夢を叶えるための「IE」講座

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AGU RESEARCH プロフィール

「There is always a better way.(ものごとには必ずよりよいやり方がある)」

 

あるお母さんが「料理に時間がかかりすぎてすべての家事がおしてしまい、睡眠時間が減ってしまった」という問題を持っていたとします。お母さんはその問題を分析し、何が問題だったのかを見つけ、料理の手順や時間などを考え工夫し、次の日は睡眠時間が確保できるようにするでしょう。

これが「改善」です。「改善」のためには、まず最初に自分の「夢」や「ありたい姿」を描くことが大切です。

私は現在51歳で大学の教員と企業の改善のお手伝いをしています。

5年後の夢として、(大学の教員として)学生のみなさんと楽しく研究し、企業のみなさんと楽しく改善したいと思っています。そのために必要なことは、おもしろい研究テーマを増やし、自分自身の改善能力を向上させることだと考えています。

定年後には、みなさんに必要とされる人でありたい、そして毎日みんなで楽しく過ごしたいと思っています。

超未来としては、死を迎えたとき「こんなヤツがいた」と人々の記憶に残り、また天国で再会し酒を飲みたい仲間を増やしたいと思っています。

夢を描くことで、現実を正しく把握し、理想としての夢を描き、さらにその実現に必要な事が明確にできます。これはまさに問題解決そのものです。難しく考えないで、次のポイントに着目しながら、自身の夢を描いてみましょう。

(1) 絵やマンガで描く
(2) 近い将来と未来など時間別に描く
(3) 個人、家庭、会社など空間別に描く
(4) 近い将来の夢を毎年更新する
(5) 悪い状況も含めた環境変化を考慮に入れて描く
(6) より高次の理想を描く

夢は描き、願うことが大切です。願えば実現する可能性が出てきますが、願わなければ何も起こりません。買わないと当たらない宝くじみたいなものですね。

また夢を描くことの最大の効用は「勇気がわいてくること」です。他にも、制約がとれる、今何をすべきかわかる、自信を持って第一歩が踏み出せるなど、「夢」という言葉一つで、前向きに明るくなれますよね。

「改善力」を身につけるための3ステップ

夢を描いたら、夢に向かって小さな改善から始めてみましょう。一歩一歩改善を積み重ねることで、人は改善力を身につけて成長していきます。そのとき、大きく分けて3つのステップを踏んでほしいと思います。下の表をご覧ください。

ステップ(1)は、「現象をよく観るためのキーワード」です。ステップ(1)で現実を正しく把握し、問題が何かを見いだすことがとても大切で、ここが「改善」のスタートとなります。

特に、よく「みること」「きくこと」、そして「シンプルに考えること」に着目してやってみましょう。