富裕層向けだと思っていたけれど

私自身、乗船するまでは、クルーズ旅行といえば、引退したお金持ちの老夫婦が楽しむ特権旅行のイメージを抱いていましたが、乗客は老若男女と実にいろいろでした。
むしろディズニーという船の性格上、ファミリー層が非常に多かった印象です。
船では夜な夜などこかでパーティが開催され、航海中もイベントづくしで飽きることがありません。

料理も美味しくて、たまたまテーブルを同じくした他の乗客たちと仲良くもなれる。
すっかりクルーズに魅了されてしまいました。

家族で再びディズニー・クルーズを体験したい! とはいえ、さすがにおいそれとフロリダまで家族ぞろぞろと行くことは叶いません。でも、どうしても家族にもクルーズの楽しさを知ってもらいたくて、育児休暇中に、家族でシンガポール発アジアの島を巡る3泊4日のクルーズを楽しんだことがあります。

幼児1人、乳児1人連れての旅はなかなか腰が重くなりがちだったけど 写真提供/松井元香
松井さんが家族で楽しんだアジアクルーズ 写真提供/松井元香

楽しい! を推したところで、やはり返ってくる声はこれだと思います。
「とはいえ、やはりお金がかかるでしょ!」
ところが、全くそんなことはないのですよ。

もちろん旅行ですから、「お金がかかる」のは当然です。全く、というのは言い過ぎかもしれませんが、クルーズはあらゆる旅行のなかで最もコスパがよいと、自分統計上、確信しています。
低予算で叶うゴージャス体験とでも言いましょうか。

アジアクルーズの乗船料は、確か大人一人で5万円もしなかったはずです。
子どもは半額。赤ちゃんは無料。しめて12万円くらいでした。3泊4日で家族4人沖縄に行くとしたら、飛行機代とホテル代だけで余裕で超えてしまいます。

ちなみにディズニー・クルーズの料金を調べたところ、バハマクルーズ4日間で大人2名分が1900ドル前後。つまり、大人1名で10万円ほどです。アメリカのクルーズは出航日が近づくと半額で売り出すことが多いので、日程さえ合えば大人1名5万円で乗船できることも。
むしろ一般の人たちにこそ、クルーズを楽しんでもらいたいと思っています。