でも、花には期待させないよう振る舞ってたよね? しかも花への対応に悩んでいることをビビに相談までしたよね? そんな凌を見たらビビが勘違いしてもしょうがないし、その上でビビを振るとかヒドくない!? と、まだ納得できない人はいるだろう(分かります)。

花に線引きができたのは異性として見ていないからで、ビビのことは異性として見ている。その違いだと思う。

「女の子として特別な感情は持っていない」と凌に言われた花〔PHOTO〕テラスハウス公式Facebookより

だからといって将来を共にする相手とまでは思えなかった。なぜなら、ビビは女優としてアメリカに行くから。遠距離恋愛は無理だし、自分のために相手が夢を諦めるのは何かが違うと思うから。

……と凌は説明していたが、これは言い訳だなと私は感じた。

凌の理想の相手は「香織」だった

もし、ビビがアメリカに行きたいと言っていなかったら、凌はビビを好きになり、付き合っただろうか? そうはならなかったと私は思う。なぜなら、凌にとって一番大切なのはバスケだから。バスケに集中する妨げになる相手は選ばないだろうと思うからだ。

妨げとは、遠距離などの物理的なデメリットに限らない。精神的なデメリットも含んでいる。

凌の卒業インタビュー動画を観て、その考えはさらに強まった。4日間くらいしか一緒にいなかったけど、と前置きし、イラストレーターで年上の香織について「一喜一憂せずに仕事や生活に向き合っている素敵な女性」と語っているのだ。

第20話で卒業した香織〔PHOTO〕テラスハウス公式Twitterより

「僕、困ったときにアドバイスをくれたり、相談に乗って、正しい道に導いてくれるような女の人が、まぁタイプ。もちろん見た目とかもありますけど、でもそういう部分に関しては、香織さんは確実に一番僕が一緒になりたいなあって思う人ではあったと思う」と。

要は、一番将来まで想像できる女性だった、と。