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# 民泊

外国人が感動する、日本の「インバウンド」はここまで進化していた!

「暮らすように旅」ができる
日本を訪れる外国人観光客をめぐって、2月10日に財務省が発表した最新統計でインバウンド需要が8年連続プラスになったことがわかった。日本側に訪日外国人を受け入れる態勢が整ってきたことが、さらなる新たな観光需要を喚起する好循環が回っているかたちである。

一方、新型コロナウイルスなど国際問題で観光が左右されることもあり、災害や緊急時などにおける訪日観光客への適切な情報提供体制の構築などが改めて注目されている。そんな外国人観光客が日本国内で「快適な旅」を過ごせるための取り組みに力を入れてきたのが民泊最大手のAirbnb (エアビーアンドビー)だ。Airbnbで執行役員を務める長田英知氏が、日本における進化した「外国人受け入れ」の最新事情を明かした――。
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外国人観光客が感じる「意外な不便」…!

インバウンド観光客の増加にともない、外国人観光客がより快適に国内を旅行できるような仕組みづくりもまた必要になっています。

観光庁が平成28年度から平成30年度にかけて行った調査によると、「困ったことはなかった」と答えた方の数が少しずつ増えている一方、困ったことの上位には、「施設等のスタッフとのコミュニケーションがとれない」(20.6%)、「無料公衆無線LAN環境」(18.7%)、「公共交通の利用」(16.6%)、「多言語表示の少なさ・わかりにくさ」(16.4%)などが挙げられています。

 

Airbnbでは海外から日本に来られるゲストの方々が「暮らすような旅」 をできるように、様々なパートナーとの取り組みを行っています。

今回はそれらのいくつかについてご紹介をさせて頂きたいと思います。

◆コミュニケーションのサポート
(プライムアシスタンスによる多言語メッセージングサービス )

まず施設などのスタッフとのコミュニケーションがとれない、という課題について取り組んでいる事例についてご紹介したいと思います。

最初に取り上げたいのがプライムアシスタンス社(https://prime-as.co.jp/)との取り組みです。プライムアシスタンスは、SOMPOホールディングスグループのアシスタンス会社として2012年4月に誕生し、ロードアシスタンスサービスなどを展開しています。

同社は2018年からAirbnbと密な連携を行い、予約からチェックインまでに生じる多言語コミュニケーションの対応をホストに代わって行うサービスを展開してきました。