# 介護

田舎の親の「老々介護」で大失敗した50代サラリーマンのヤバい末路

最悪の場合、親子で「共倒れ」する…!
太田 差惠子 プロフィール

「施設」に入れる決断

田舎の母親から「お父ちゃんが、倒れて動けない」と電話がかかってきたのです。

すぐに救急車を呼ぶように指示して、ミチオさんも飛行機で駆けつけました。

帰省するための交通費もバカにならない…〔photo〕iStock

父親は背中の骨が折れていることが分かり入院。ミチオさんは3泊して、東京に戻りました。

しかし、それから3週間目を迎えた日の夕刻、母親から「先生から退院するように言われた」と電話がかかってきたのです。

「仕事を休んで、また福岡にいきましたよ。そして主治医に話しを聞きに行くと、やっぱり『そろそろ退院を』と言うのです。でも、どう考えても、家に戻るなんて無理だと思いました。病院の医療ソーシャルワーカーにも相談したところ施設入居を勧められました」(ミチオさん)

 

父親がすんなり高齢者施設に入るとは思えなかったものの、母親が1人で看るには負担が大きすぎます。

かといって、ミチオさんは度々仕事を休むわけにもいきません。「施設しかない」と意を決し、両親に話すことにしました。

しかし、それが大きなトラブルの火種になってしまったのです。