日仏の思春期男子の違いに愕然…

写真はイメージです〔PHOTO〕iStock

一方、私の12歳の息子はというと、母親とも父親とも一切恋バナをしない。日本男子特有のテレなのか、単なる文化の違いなのか。サンドリンの見事なティーチングを目の当たりにした私は、我が息子もグローバル社会に通用するモテ男にしなくては! と意気込んで、フランスから帰国した後、息子と2人きりになったときにこう切り出してみた。

「ねぇ、彼女とはどう?」(彼女の名前も教えてもらっていない)

息子ママには関係ないし

「彼女のどこが好きになったの?」

息子中二病のママに言っても分かんないよ

「……。あのね、女の子っていうのはね……」

息子うっせぇ。 GPS!

「GPSって何?」

息子顔面崩壊パニックアタック症候群。要するにブスってこと。ブース、デーブ!
 

……予想はしていたが、サンドリン親子とのあまりの違いにめまいがしてしまった。フランスでもみんながみんな、アチューのような男の子ではないだろうし、アチューだって母親に対して反抗的な態度をとることもある。でも、恋バナに限っては素直に言うことを聞くらしい。恋愛に関しては母親の意見を尊重する、という精神が小さい頃から植え付けられているのだろうか。