# 性教育

私がアマゾンを辞めて、タブーとされる「性教育」サイトを作った理由

ママたちの「わからない」を解決する
マネー現代編集部 プロフィール

縁に恵まれ「専門家監修」が実現

「転機になったのは、2018年秋に制作費用を集めようと実施したクラウドファンディングです。主に子育て世代や専門家から支援され、1か月で100万円の支援を達成しました」

「クラウドファンディングをはじめたことで、性教育に課題意識を持つ産婦人科医とのつながりができ、またありがたいことに、支援者の中には専門家もいてくださり、性教育の普及になればと、協力的にコンテンツ制作や監修を受けてくださいました」

 

翌2019年3月にサイトをオープン。教育従事者から「この絵を使わせてほしい」といった要望が届いたり、専門家から「同性が気になる子どもの目線も入れたほうがいい」などの改善案が届いたりと反響があった。

「命育」の記事には、わかりやすく、かわいいイラストも豊富(元記事はこちら

子育て系のコミュニティサイトはいくつかあるが、そこに集まるのは悩みと共感ばかりで、性教育に関する明確な答えはない。「命育」は専門家監修の性教育コンテンツを扱う数少ないサイトであり、手探りの性教育における道しるべになった。現在は朝日系の子ども新聞やLINEニュースなどでも情報が二次利用されていると言う。

「クレームが来るのではと危惧していましたが、現在に至るまで1回もありません。SNSでセクシャルハラスメントや性的暴行の被害体験を告白・共有するMeToo運動の広がりも追い風になり、性の話題を受け入れる風潮が生まれつつあるのではと感じます」