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ラグビー稲垣啓太・姫野和樹・福岡堅樹、子供時代の「ヤバい身体能力」

まるで漫画の主人公

年末年始のテレビに出ずっぱりだったラグビー・桜の戦士たち。なかでも、とりわけ目立っていたのがこの3人。身体能力もキャラクターも人一倍強烈な彼らは、いかに育ったのか。エピソードを発掘した。

 

床に穴を空ける園児

「小さいころは、兄弟のなかでも一番ニコニコしていて、可愛がられる子だったんですけどねぇ。三男坊だから甘えん坊だったし、いまテレビなんかに出て『笑わない男』なんて言われているのを聞くと、不思議な気分です」

こう語るのは新潟県内に住む稲垣啓太(29歳)の母、紀子さんだ。

186cm、116kg。恵まれた体格を武器に、日本代表の不動の左プロップとしてチームを支えた稲垣は、3人兄弟の末っ子。ビッグサイズなのは赤ん坊のときからで、出生時にすでに体重が約3900gもあった。

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幼稚園時代からの稲垣の幼馴染で、現在は道の駅「新潟ふるさと村」に勤務する大橋佑允氏は「4歳のときにはもう、40kgを超えていたはず」と振り返る。

「よく覚えているのが、啓太が室内でホッピングをしていたときのこと。ピョンピョンと飛び跳ねていたら、突然ドカッと床に穴が開いてしまった。

普通は『この床はどうなっているんだ』と親御さんが怒鳴り込んでもおかしくないような話ですが、なにせ彼があまりにもデカすぎたので『なにしているの!啓太君はとにかく痩せなさい!』と先生に怒られていました(笑)」(大橋氏)

小学生時代の稲垣は、ぽっちゃり系のご多分にもれず、足が遅かったという。

「100mを走り切るのに25秒くらいかかっていた。学年でもぶっちぎりのドベです。みんなで鬼ごっこをすると、真っ先に捕まる。本人も『捕まっちゃったほうが楽だ』とこぼしていました」(大橋氏)