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ソフトバンクグループ、ここへきて「株価急上昇」している意外なワケ

今週の「AI株価予報」で読む

コロナショックへの警戒感

2月に入ってから世界の株式市場は新型コロナウイルスの猛威に翻弄され続けてきたが、ここへきてようやく市場関係者たちは平静を取り戻し始めている。

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数字は如実に物語る――。

2月頭には新型肺炎への警戒感から2万3000円割れまで急落していた日経平均株価は、ここへきて回復。先週には今年一番の上げ幅を記録するなど、急速に株価を取り戻しつつあるのだ。

「背景にあるのは中国政府の動き。今回の新型コロナウイルス発生を受けて市場では中国経済の先行きが見通せなくなり、投資家たちが一斉にマネー逃避していた。それがここへきて中国政府が大規模な景気刺激策を打ち出すとの報道が出てきたことで、一転してマーケットの警戒感が後退してきた。コロナショックで円高に振れていた為替市場でも円安に揺れ戻すなど、過剰な警戒感が消えつつあることは間違いない」(アナリスト)

 

そこへきて、昨年来よりもうひとつの懸念材料であった米中貿易戦争をめぐっても、中国政府が追加関税を半減させることを発表。両国関係が「最悪の事態」になることへの危機感が後退し、これがまた株高機運を高める材料となっている。

新型コロナへの警戒感が消えたわけではないにしても、市場が平静さを取り戻し始めたことは間違いない。