中国の「国営ハッカー」に、日本一のセキュリティ企業が丸裸の衝撃

あなたのPCも毎日3500回攻撃されている
週刊現代 プロフィール

だが、メールを開封してしまったとしても、URLをクリックしなければ、大事には至らないことが多い。メール本文に記載されているURLが本当に正しいかどうかを確認するのが重要なのだ。

一見正しそうにみえても、本物のサイトそっくりの偽サイトである可能性もあるので要注意。

たとえば、大手通販サイトのアマゾンの場合には、本物が「amazon.co.jp」なのに対して、偽サイトは「amazon-co-jp.pw」などと、偽装されている。

クリックしてしまうと、ほぼ本物に近いサイトが表示されるため、油断してクレジットカード情報や暗証番号などを打ちこんでしまい、情報を盗まれる。

 

『サイバー犯罪入門国もマネーも乗っ取られる衝撃の現実』の著者であり、サイバーセキュリティ専門家の足立照嘉氏が解説する。

「ハッカーたちにとって、銀行口座やその暗証番号などの個人情報は、いい小遣い稼ぎになるんです。

インターネットの闇市では、800万~1800万円の預金残高のある口座情報は、一人あたりおよそ3万3000円、クレジットカード情報は数百~数千円で売買されています」

しかし最近、ハッカーの間でクレジットカードを凌ぐ「獲物」が出てきた。それが、医療記録だ。医療記録一つで、クレジットカード10枚分の価値があるとも言われている。

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