中国の「国営ハッカー」に、日本一のセキュリティ企業が丸裸の衝撃

あなたのPCも毎日3500回攻撃されている
週刊現代 プロフィール

対策ソフトじゃ防げない

中国は'00年に「ネット・フォース」と呼ばれるサイバー攻撃部隊を創設してから、サイバー攻撃に力を入れてきた。

その後、人民解放軍の総参謀部第3部が中心となって、他国の政府や軍の機密情報、外国企業の知的財産などを狙い、ハッキングを仕掛けるようになったと言われる。

しかし、いまやハッカー集団が狙っているのは、政府機関や大企業にとどまらない。私たち個人の銀行口座やその暗証番号、クレジットカード情報も、彼らの重要ターゲットとなっている。

 

'18年には、米セキュリティ企業のファイア・アイが、メールアドレス、名前や住所、電話番号など約2億個の日本人の個人情報が売買されている中国の闇サイトを発見した。

日本国内のネット通販や、金融関係などさまざまなウェブサイトが流出元とされる。あなたがいつも利用しているサイトも、継続的に情報が抜き取られているかもしれない。

家電量販店などパソコンを買う際、店員からは数万円するウイルス対策のセキュリティソフトの購入を薦められる。だが、これらは気休め程度にしかならない。

三菱電機や政府系機関のセキュリティシステムに比べれば、われわれが使っている個人パソコンなど、中国系ハッカー集団にとっては、丸裸同然だ。