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アカデミー賞で注目、ネットフリックスの「問題作品」が凄すぎるワケ

『2人のローマ教皇』の制作舞台裏

候補作はNetflixが目白押し「8作品24部門」は最多

2020年2月9日(日本時間10日)に発表される第92回米アカデミー賞で、米動画配信大手「Netflix(ネットフリックス)」のオリジナル作品が注目の的になっている。ノミネートされたのは、「アイリッシュマン」(10部門)「マリッジ・ストーリー」(6部門)「2人のローマ教皇」(3部門)など計8作品(計24部門)。次いで、ウォルト・ディズニーが23部門、ソニーが20部門となっている。

同社の映画は2019年、「ROMA/ローマ」が監督賞など3部門(ノミネートは10部門)を受賞して世界に鮮烈なインパクトを与えたが、今年の期待度はさらに上回る。

映画のオリジナル作品の配信は2015年からという始めたばかりの状況にもかかわらず、ノミネート計24部門はハリウッドのメジャースタジオを凌駕し、トップの件数だ。

 

Netflixは巨額の配信収入を背景に、通常では企画が実現しづらいようなテーマの作品にも果敢に挑戦してきた。発表されるコンテンツの数々は、常に世間の話題をさらっている。

今回の8作の中でも、そんなある意味“タブー”に切り込んだ問題作といえるのが、「2人のローマ教皇」だろう。

「実話に着想を得た物語」のキャッチコピーが示すように、現代の教皇(法王)を主人公にして、教会内のスキャンダルなどセンセーショナルな内容にも踏み込んでいるからだ。