photo by gettyimages

発達障害の息子にとって、学校は「トラウマ工場」だった

「暴力的」な子が抱えていた意外な苦しみ
著者の息子・リュウ太くんは、ケンカっ早いことで学校でも有名でした。なぜそんなに「手が出る」のか。理由を聞いてみると、実は本人がいちばん困っていることがわかったんです。

息子が教室の椅子を振り上げて……

我が子が学校の教室でブチ切れたら。

怒りにまかせて椅子を掴み、友達に向かって振り上げたら。

そしてその椅子を投げつけてしまったら……。

親だったらそんな場面、想像したくもありませんよね。

でも、うちの息子・リュウ太はやってくれました。

息子が小学4年生だった頃のこと。ある日、先生からこんな電話が入ったんです。

「リュウ太君が教室で椅子を振り上げて、クラスメイトに投げつけそうになりました」

背筋が凍りました。  

【マンガ】理由はどうあれ、親はハラハラ・ドキドキ
  リュウ太くん、どうした?! 理由はどうあれ、親の気持ちはハラハラ・ドキドキです 『発達障害 僕にはイラつく理由がある!』より

こんにちは。漫画家のかなしろにゃんこ。です。私の息子・リュウ太には発達障害(ADHD+軽い自閉スペクトラム障害)があります。そのため、衝動的なところがあり、空気を読むのも苦手です。おかげで息子は、人間関係のトラブルが絶えない人生を送ってきました。

イスを振り上げた一件も、人間関係が原因でした。結局は投げなかったのですが、「あの時、もし本当に投げつけていたら」と思うと、今でも恐ろしくなります。いったい学校での息子の人間関係はどうなっていたの!?

21歳を迎えた息子に、今だから言える「当時の本音」を、じっくり聞いてみました。