2月 7日 フナの日

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

日本を代表する淡水魚であり、釣りにおいても「鮒に始まり鮒に終わる」と言われるほど人気のターゲットであるフナ。

2月7日は、数字の語呂合わせで「ふな」と読めることから「フナの日」とされています。2001年に茨城県の古河鮒甘露煮協会が制定しました。

ギンブナ “Gin-buna” by Hiroshi Nishimoto is licensed under CC BY 2.0

ところで、フナの一種・ギンブナは面白い増えかたをすることで知られています。

ギンブナはほとんどがメスであり、メスだけで繁殖することができます。

ギンブナが卵を産むと、近くにいる違う種類のフナ(キンブナ、ニゴロブナなど)のオスと繁殖行動を取り、精子をもらいます。

 

しかし、その精子が持つ遺伝情報がギンブナの子供に受け継がれることはありません。精子は卵と受精せずに、卵の発生において必要な刺激を与えるだけなのです。

なので、卵が持つ遺伝情報は100%メスのものとなり、結果遺伝的特徴が親と同じ「クローン」が生まれます。

オスを必要とせずにメスだけでおこなう繁殖を「雌性発生」といいますが、このような繁殖をする他の魚類はあまり知られていません。

釣りは、鮒に始まり鮒に終わる──

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