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# 自己啓発

とんねるず・石橋貴明さんが謙虚に語った「運をつかむヒント」

だから彼は成功できた
誰もが知りたい「幸せになる方法」。実業家から知識人、芸能人まで、3000人以上の著名人にインタビューしてきたブックライターで、著書『人生で一番大切なのに誰も教えてくれない幸せになる技術』を上梓した上阪徹氏は、「幸せの真実」を著名人たちから教わったそう。中でも印象的だったという、とんねるず・石橋貴明さんのテレビでは見せない意外な素顔について語ってくれた。

成功者はみんな謙虚だった

仕事で注意しなければいけないこと。それは「うまくいったときにどうするか」だ。

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うまくいっている人たちは謙虚だったが、だからうまくいっている、もっといえば、うまくいき続けている。

実際には、ふんぞり返る人がいなかったわけではない。しかし、やはり長続きはしない人が多かった。世の中の人たちは、極めてよく見ている。うまくいっているときほど、周囲は注目しているのだと気づかないといけない。

印象的なインタビューがあった。もう20年ほど前になるが、とんねるずの石橋貴明さんに取材する機会を得たのである。

私が学生時代に見ていた人気番組で司会を務めていたこともあり、取材が入ったときにはさすがにドキドキした。まだ有名タレントへの取材はそれほどしていない時期でもあった。

 

石橋さんはどちらかといえばヒール役で、「ちょっと怖い人なのではないか」と思っていた。しかし、目の前に現れたのは、丁寧な挨拶をする紳士だった。

今でも覚えているが、取材場所となったホテルのスイートルームで石橋さんはソファに腰掛けると、私の名刺をローテーブルの上にちゃんと置いた。そして私が質問をすると、ときどき私の名前を口にしながら応えてくれたのである。

「上阪さん、今のは、いい質問ですね」

「名前を呼ばれて心地良くない思いをする人はまずいない」という話を老齢の経営者から聞いたことがあった。その名前を、テレビの中で見ていた人が何度も呼んでくれるのである。