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サイゼリヤ「新型肺炎ショック」で大ピンチ…ついに八方塞がりのワケ

チャイナリスクはやっぱり怖い
松島 浩史 プロフィール

チャイナリスクはやっぱり怖い

中国進出を果たしている日本の飲食チェーン、とりわけ武漢市に出店している「丸亀製麺」(3店舗)、「吉野家」(28店舗)、「はなまるうどん」(2店舗)、「ペッパーランチ」(7店舗)は、すでに営業の見通しが立たない状況にあります。

幸いにもサイゼリヤは、武漢市への出店はしていません。しかし、新型コロナウイルスの感染の広がりを見るに、これまでにない厳しい展開に襲われることが予測されます。

Photo by gettyimages

中国進出当初は国内店舗の営業利益が頼りだったサイゼリヤ。やっと中国が大黒柱に育ったと思いきや、今度は国内店舗の営業利益が頭打ちになり、さらに今、頼みの中国が厳しい状況に――。改めてチャイナリスクを甘く見てはいけなかったということでしょう。

新型コロナウイルスだけでなく、これからも様々なチャイナリスクが出てくるに違いありません。たとえば、「模倣」のリスクです。

これは、あくまでも筆者が聞いた話です。台湾のテレビ番組のコメンテーターの話で、興味深いものでした。

 

ある中国の裁判官が、中国に進出したアメリカの企業に関する裁判を受け持った時のことです。中国に進出する場合、条件として中国側の企業と合資しなくてはならなかったのですが、数年経ってアメリカ側の企業が自分たちのノウハウと同じ製法を使った製品が中国で売られているのに気付いたというのです。

しかもそれを作っているのは、実はパートナーの中国側の企業だったことが発覚。ということで、裁判が始まったわけなのですが、こういうケースでは基本的に外国の企業は勝てません。

この裁判がどうなったかというと、なんとアメリカ側の企業が勝ちました。この裁判官が公正な判決を下したためです。しかし、問題は判決の後でした。

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