資産運用で成功する人たちが、「何に投資するか」を重要視しない理由

ポートフォリオマネジメントのすすめ
西村 隆男 プロフィール

財産三分法はいまでも通用する考え方ですが、今日のパーソナルファイナンスではアセットアロケーション(asset allocation)という専門用語で置き換えられます。

「アセット」は「資産」、「アロケーション」は「配分」という意味です。

 

資産には、実物資産と金融資産があります。

実物資産とは、価値ある現物の資産としての金やプラチナといった貴金属、戸建て住宅やマンションといった不動産などを指します。

金融資産には前述のとおり預貯金をはじめ、株式や債券、投資信託、保険などがあります。

繰り返しになりますが、より重要なのは「何に投資するか」ではなく、「どのように資産を配分するか」です。

ポートフォリオマネジメントは、資産配分を考え、それぞれの年齢や家族構成、ライフプランに最適な資産運用を目指すことです。

一般的には、年齢が上がるほどお金が必要になるときまでの時間が短く、リスク許容度は下がるとされています。

ですから、それに応じてポートフォリオの中身もリスクの少ない商品に組み替えていくことになります。

家族構成についても、いつ教育費などの出費があるかによってポートフォリオを最適にする必要があるでしょう。

以降、図表はすべて西村氏の著書から転載