公衆フリーWi-Fiも危ない…東京五輪を狙うサイバー犯罪の手口

気づかぬ間にあなたも「戦闘員」に
菊地 千鶴 プロフィール

Wi-Fiをより安全に利用するには

テレワークの作業環境として、Wi-Fiルータを設置した家庭や、街中のアクセスポイントも増えていますが、Wi-Fiスポットそのものすべてが信頼できるとも限りません。怪しいWi-Fiスポットに接続してしまうと、やり取りを盗み見られるだけでなく、情報・金銭を盗まれるおそれがあります。

取引先、家族、友人の連絡先、クレジットカード情報などを取られたら、大切な財産も信用も失うような事件が起こっても不思議ではありません。Wi-Fiを少しでも安全に利用するためのポイントをご紹介します。

 

危険かも(1)うちのWi-Fiルータ、かなり長持ち!…Wi-Fiの暗号化方式は新しい方式(WPA2)を選択しましょう。古い方式しか選択できないものは買い替えをお勧めします。

危険かも(2)ラッキー! 見たことのないアクセスポイントを発見!…見知らぬ公衆Wi-Fiは避けて、信用できる事業者が提供するアクセスポイントに接続するように徹底しましょう。暗号化されていないアクセスポイントはさらに危険度が高いです。

危険かも(3)あれ? なんで今日はつながらないの?…いつも自動でつながっている公式アクセスポイントに、なぜか接続し直し画面が出てきたら、疑ってみましょう。

サイバー対策、まずはここから

すべての利用者が気軽に安全に便利にインターネットを活用できる社会が理想ではありますが、まだまだその道のりは長く、利用者個人の意識と責任に依存する所が大きいのが現状です。

これからのオリンピック・パラリンピックの安全対策は物理セキュリティとサイバーセキュリティのハイブリッドセキュリティが求められます。会場に足を運ばず、家でテレビ観戦という人であってもサイバー攻撃とは無縁ではいられません。

東京2020オリンピック・パラリンピックの成功はインターネットを利用するすべての人のセキュリティ意識で支えられます。あなたのスマホ、PC、自宅Wi-Fi、家電など、あなた自身のプライバシーと安全を確保するためにも、まずはアップデートから始めてみましょう。