2020年の若者は「最も恋愛で苦痛を味わう」世代かもしれない

25歳までに結婚したいけど…
トイアンナ プロフィール

「コミュニティ重視」とSNSでのセックス

実際に、21歳の女性からお話をうかがってきました。

「好きでも告白できないですね。単に恥ずかしくてっていうのもありますけど、共通のコミュニティがあるので、そこで関係がギクシャクするのが嫌で。SNSで会った人とかの方が、まだ気楽だなって思いますけど、学校やバイト先で好きになっちゃたらどうしようもないっていうか……」

 

――周りはどうですか。

「周りでも、場が乱れるっていうんですか。あんまり恋愛でゴタゴタしたくないから、アクションを起こせない人ってたくさんいると思います。好きだけど避けるって人も多いですね。会ったら、もっと好きになっちゃうし。怖くて近づけない。友達に相談はしますけど、それから先はないですね」

実際、初体験の場でSNSが増えています。いまや、20代男性の7.3%、女性11.2%がSNSで初体験の相手に出会います。この調査では「SNS」には出会い系サイト、マッチングアプリを含みません。1割弱が出会いを必ずしも目的としていないSNS、つまりTwitter, TikTok, Instagram等で出会いを見つけているのです(Facebookは40代が多いSNSなので除外します)。

とはいえ、SNSで出会ったからといって「見も知らぬ行きずりの人」を初体験の相手として想定するのも誤りです。SNSはリアルの延長線で友達の友達と知り合うツールでもあるため、多くは「ちょっとした知り合い」の距離にあるのでしょう。

それでも、同じことがいえたmixi全盛期のアラサー世代には見られない傾向でした。SNS経由で10人に1人が初体験をしているのは、20代前半特有の動きです。