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新型コロナウイルスが「韓国経済」に与える、深刻すぎる打撃

回復しかけていた「あの会社」に…

短期収束は難しい

中国湖北省武漢市で発生した、新型コロナウイルスによる肺炎の感染が拡大している。

それは、世界経済にとって無視できないリスクだ。

武漢〔PHOTO〕Gettyimages

金融市場関係者の中には、WHOが中国への渡航制限などを勧告しなかったこともあり、比較的短期間に事態は収束するとの見方を持つ者もいるようだが、そう断じるのは早計だろう。

すでに、中国での事業継続を見直す企業が出始めている。

それは、中国に大きく依存してきた韓国経済にとって大きな変化だ。

足許、韓国では、5G関連需要に支えられサムスン電子の業績が底を打ちつつあるものの、今回のタイミングで新型肺炎によって中国経済が一段と減速すると、これから韓国経済はさらに大きな逆風に直面する恐れがある。

 

軽視できないリスク

武漢で発生した新型肺炎が世界経済に与える影響は軽視すべきではない。

各国の政府、企業は感染のリスクをかなり深刻にとらえている。

まず、中国共産党の危機感は強烈だ。

習近平国家主席の指示によって武漢が封鎖され、海外への団体旅行も禁止された。

共産党指導部は力づくで早期に感染を抑え、指導力を何とかして保ちたいのだろう。