不倫は必要。でも「公認不倫」はNG

そんな彼らにオープンリレーションシップ(恋愛・婚姻関係にあっても、ほかの男女とセックスをしても構わないとう価値観を共有するカップル)の可能性を聞いてみたが、彼らは一様にして、理屈のうえではいいと思うけれど、上手くいかないだろう、と答えた。理由としては、「人間には感情があるから絶対に無理が生じる」「だったらお互いの浮気を見て見ぬフリをしたほうがよい」といったものが多かった。

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そして衝撃的だったのが、結婚歴18年で3人の子どもをもつ50代男性の以下の発言。

僕の周囲の50代カップルのなかで、男性も女性も、パートナー以外の恋人がいない人はいない。僕の妻も恋人がいるときがあると思うけど、確かめようとは思わない。結婚生活を維持するためにもロマンスは必要だと思う」

彼の発言は少し極端かもしれないので、一応、統計的な数字もお知らせしておこう。2016年に統計会社「イフォップ」が18歳以上の男女2,003人を対象に実施した「フランス人の不貞」に関する統計では、「人生において、パートナー以外の人と性的な関係をもったことがあるか」の質問に対し、「ない」は59%、「ある」は41%だったという(男女別では、男性49%、女性33%が「ある」と回答)※2男性のおよそ半分がパートナー以外の人と性的関係をもったことがある、という数字について「やや多い」と感じるの筆者だけだろうか。