# 司法 # 裁判所

裁判官がソフトで検索して「コピペ判決」を書いている…残念すぎる事実

「効率」と「出世」を重視すると…
岩瀬 達哉 プロフィール

最高裁は、功成り名を遂げた大物が君臨する世界である。

たとえ現職でなくてもプライドの高い元最高裁判事に、現役裁判官が正面切って意見などすれば、理不尽な厄災に見舞われるという。

 

OBといえど、彼らは最高裁の中では顔であり、かつての部下が事務総局で要職を占めている。下手に機嫌を損ねると、まことしやかな噂を流され、足を引っ張られることになるのである。

司法研修所の研究会資料には、そんな傲岸不遜なOBの振る舞いについての報告がある。

「弁護士になっておられた元最高裁判事の二人が、ある暴力団事件の弁護人となってこられた事件があったときのことです。……法廷で、そのうちの一人の弁護人が大口を開いて居眠りを続け、そのうちいびきが聞こえてくるようになり、それを気にしたもう一人の弁護人が止めさせようとして身体をつつくが、一向に止まらない状態になったとき、裁判長はこれを放置しておかないで、法廷では大口を開いて居眠りをするものではない、と言って叱られたそうです」

〔PHOTO〕iStock

法廷指揮権があるとはいえ、地裁の裁判長が、傍聴人のいる法廷の場で元最高裁判事に注意するのはよほどのことだ。依頼人のヤクザの親分の前で、面目をつぶされた元最高裁判事は反省するどころか、閉廷後、いきり立って裁判官室に押しかけている。主任書記官が裁判官室への入室を断ると、二人の元判事はその足で最高裁に乗り込んでいき、顔見知りの幹部や元部下を前に感情のまま鬱憤をぶつけて回ったという。

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