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イギリスで日本の「カツカレー」が“国民食”になっている驚きの理由

秘密はソースと「Panko」?
江國 まゆ プロフィール

カツカレー人気に火付け役がいるとすれば、それは現在のところ英国全土に135店舗を展開する92年創業のWagamamaをおいてほかにない。

英国内では1日に1万食のWagamamaチキン・カツカレーが食べられており、押しも押されもせぬナンバーワン・メニューである。同店チキン・カツカレーへの愛が熱く語られているオンライン・コミュニティも多数存在する。

 

つまりイギリス人のカツカレー巡礼は青年時代にWagamamaから始まり、ここでファンになった客層が他店へと味の冒険を広げていく、そんな流れがあると見ていいだろう。言い換えれば、Wagamamaが30年かけてカツカレー文化を育んできたということだ。

ロンドナーたちのランチにサンドイッチ以外のオプションを提供している日本食ファーストフード・チェーン「Wasabi」でも、チキン・カツカレーは定番ベストセラー。もっとグルメなロンドナーなら、オフィスから一番近い日本食レストランで本格的な揚げたてチキンカツをゲットするだろう。

ロンドンで大注目のカツ専門店「Tanakatsu」のポーク・カツカレー

また、2017年にロンドンで創業している「Tanakatsu」は、目下最注目のカツ専門店。日本人ならではの揚げ物の巧みを再現している。

さらに続く2018年には、ついに「CoCo壱番屋」がロンドン上陸。カツカレー・ファンたちを喜ばせた。

ソース嗜好と「Panko」の発見

ではチキン・カツカレーは、なぜこうまでイギリス人のお気に入りになったのだろうか。人気の理由を、味の側面からひもといてみよう。

意見はわかれるところだが、筆者はソースとPanko(パン粉)に秘密があるのではないかと思っている。

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