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飲みニケーション終了へ…メーカーが続々「ノンアル」市場参入のワケ

ビールにワイン、日本酒までもが
岡本 ジュン プロフィール

もはや代替飲料ではない

前述した月桂冠の『スペシャルフリー』を見ても、ノンアルの人気ぶりがうかがい知れる。

発売以降、販売は好調で2019年12月は当社オンラインショップで月間の売上本数トップとなっています。特に年明けからはSNSでの反響で人気が高まり、オンラインショップでは現在欠品中です。

いまやノンアルコール飲料は飲酒運転防止や休肝日といった機能的な側面だけでなく、おいしさや食べ物との相性などの側面にも広がっています。代替飲料としてではなく、一つのジャンルとして今後も成長していく市場だと考えています」(前出・福田氏)。

 

年末年始の忘年会、新年会に引き続き、これから始まる歓送迎会など、この時期は何かと飲む席が多い季節。たとえ楽しみにしている宴会であっても、体が飲み疲れすることに変わりはないので、そんな時こそノンアルコール飲料を選択してみてはどうだろうか。

お酒を飲んだ気分を味わうだけでも、禁酒というストレスを軽くしてリフレッシュできるし、体の負担が減ることで体力的にも楽になり、飲酒の罪悪感も消える。これだけのメリットがあるのだから、始めてみればノンアルコール生活は想像するよりもずっと楽しそうだ。

飲む人はもちろんだが、飲まない(飲めない)人にも食事と合わせて楽しむというスタイルとしておすすめしたい。今後はノンアルコール活動=“ノン活 ”(はこじつけ過ぎか……)なんて言葉も生まれてくるかもしれない。この春は気持ちのいいノン活をスタートさせてみてはどうだろう。