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# スタートアップ # 転職

大企業のエリートが「スタートアップ」に続々と転職する意外なワケ

「ブラック」「稼げない」は過去の話

エリートがスタートアップに続々と転職中

最近、日本の大企業のトップ人材層がスタートアップへ転職する事例が増えている。

もともとスタートアップの本場とも言えるシリコンバレーでは、トップ校を出た最優秀層は大手企業や戦略コンサル、金融系ファームに行かず、自ら起業するか、伸び盛りの小さなスタートアップを選ぶ傾向があると言われてきた。みずからの力で成功する自信がない人たちがGAFAやマッキンゼーといったブランド企業を選ぶのだ。

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それと似た傾向が日本でも少しずつ見られるようになってきた。海外トップ校のMBAホルダーや投資銀行出身者、情報科学の学位をもつトップ・エンジニアなどが、スタートアップへ移籍して界隈で話題になることが増えた。

 

また手前味噌だが、われわれCoral Capitalが2月8日土曜日、虎ノ門で開催予定のスタートアップ特化のキャリアフェアには、1月31日時点で約800人が登録するという大規模なものになっている。

参加者層は大手商社や金融機関に勤める人も少なくない。これまでスタートアップ系のキャリアフェアは数十人から100人程度の規模が多かったことを考えると、この関心の高まりには主催者としても驚くところがある。

エリートがスタートアップに転職する背景には、どういった時代の変化があるのだろうか? この記事では「個々人の出せる社会的インパクトが直接的でやりがいがある」といった話をのぞいて、いくつかの時代的な変化を指摘したい。