芸術 ~ART~

現代のアートシーンにおいて重要な4人を選出。ファーストネーションズや移民のルーツなど、異なるエスニカルバックグラウンドをもつアーティストが目立つ。

先住民のアイデンティティを追う
Caroline Monnet[キャロライン・モネ]

In the name of Progress, 2018

アルゴンキン族がルーツの女性アーティスト。主に先住民性や伝統を軸とし、映像、立体、写真などジャンルレスな表現でメッセージを発する。写真は彼女の家に代々伝わるパターンを再構築した作品。

LEGOブロックの申し子
Ekow Nimako[エコー・ニマコ]

Photo:Janick Laurent

レゴブロックを使った立体作品で知られる、ガーナ系カナディアンのアーティスト。2018年には黒いブロックのみで製作した、ユニコーンに乗った黒人戦士像を発表し、その美しさが話題になった。

覆面ストリートアーティスト
birdO[バード・オー]

Photo:@jerryrugg on Instagram

ミューラル(壁画)フェスが毎年開かれるほど、アートとして定着しているカナダ。なかでもグラフィカルな表現で人気なのが、鳥のお面を被ったこちらの方。本業はグラフィックデザイナーというのも納得。

現代の差別をユーモラスに描写
Divya Mehra[ディヴァ・メラ

Seminar Series on Race, Destruction and the many afterlives of a Paki: A private talk for one by your less than ideal Representative(2010 / 2017) 1987 Gold Jaguar Vanden Plas, 6’4” x 16’ x 3’3”

インド系移民の両親をもつ女性アーティスト。写真は、イギリスの高級車ジャガーを潰し、ビニールカーペットの上に配したインスタレーション。植民地化や組織化された人種差別に対するメッセージを、ユーモアを交えて表現する。

服飾 ~FASHION~

ファッションウィークが年2回開かれるトロントはカナダのファッションの聖地。そんな街を拠点に活動するデザイナーによる、注目の4ブランドをチェック!

Beaufille[ボーフィー]

クロエ・ゴードンとパリス・ゴードンの姉妹が2013年に始動したアパレル&アクセサリーブランド。“ハンサムガール”を基軸に、マスキュランとフェミニンの要素を掛け合わせたデザインが特長。

Sid Neigum[シド・ネイガム]

©Brent Goldsmith /Courtesy of Sid Neigum

エレガントでミステリアスな素材使いが魅力のデザイナー。2019年のCanadian Arts and Fashion Awardsでは婦人服デザイナー部門の1位に輝き、ファッション誌でも特集が組まれるほどに。

Mikhael Kale[ミカエル・ケール]

個性的でクリエイティブなデザインが絶賛される男性デザイナー。2007年に独立してからは、トロントのファッションウィークでもお馴染みの顔。ビヨンセやウィニー・ハーロウもお気に入り。

Greta Constantine[グレタ・コンスタンティン]

メタリック素材を多用しながらも、日常での着やすさにも配慮したスタイルが得意。ビクトリア・ベッカム、ジェニファー・ハドソン、アンジェリナー・ジョリーなどのセレブリティにもファンが多い。