タント〔photo〕ダイハツメディアサイトより

軽自動車異変…「新型タント」はなぜ販売1位から6位に転落したのか

商品力とライバル争いの最前線

「新型タント」で軽自動車販売に異変アリ…!

2019年の国内販売を振り返ると、新車として売られたクルマの37%が軽自動車だった。国内販売ランキングの上位にも軽自動車が並ぶ。

2019年の販売1位はホンダN-BOX、2位はダイハツタント、3位はスズキスペーシア、4位は日産デイズ+デイズルークスで、ここまではすべて軽自動車だ。

タント〔photo〕ダイハツメディアサイト

しかもN-BOX、タント、スペーシア、デイズルークスは、すべて全高が1700mmを上まわり、後席側のドアはスライド式になる。同じカテゴリーの背の高い軽自動車が、販売ランキングの上位を独占した。

小型/普通車は、5位になって、ようやくトヨタプリウスが入った。6位は再び軽自動車のダイハツムーヴ+ムーヴキャンバスで、7位は小型車の日産ノートという具合に続く。

この内、N-BOXは国内販売1位の常連だ。

 

2017/2018/2019年にも連続して1位になった。2015年と2016年の1位はトヨタアクア/トヨタプリウスであったが、N-BOXも2位にランクされ、軽自動車部門では1位に入っている。

そしてN-BOXは、月別の販売ランキングを見ても、現行型が発売された2017年9月以降は一貫して1位を取り続けてきた。年間販売ランキングだけでなく、月別でも1位を譲らない売れ方は凄い。

ところが2019年11月には異変が生じた。タントが2万1096台を販売して、国内販売の1位になったからだ。

N-BOXは1万8805台を販売して2位であった。