# 自己啓発

橋下徹流「決して相手に振り回されない」議論のテクニック

「正論」と「感情」で相手を動かせ
橋下 徹 プロフィール

また、特に威圧的な相手に対しては、決して自分が下にならないように気をつけることも重要です。

威圧的な人は、威圧によって相手を封じ込める成功体験を基にしていることが多いです。そのような相手に対して、あなたが下になるというのは、つまり相手の成功パターンに自ら乗ってしまうということ。そんな、みすみす相手の術中に落ちるなんてことは避けたいものです。

こちらも同じくらいの迫力で相手に対処することによって、相手の成功パターンを崩し、相手を動揺させ、議論をこちらに有利に運ぶ糸口をつかまなければなりません。

 

もちろん、相手の話をじっくりと聞くことも重要です。ただし、黙って聞くだけだと相手のペースに飲み込まれかねません。

単に聞くのではなく、「こういうことですね」「つまりあなたはこう考えているのですね」と、自分の言葉に置き換えながら聞く。すると、相手のペースに乗っているように見えつつも、自分のペースに引き込むことができます。

「正論」と「感情」で相手を動かせ

どうしても自分の話を通したいときは、ときに押し通すくらいの強引さも必要です。

仕事で何か新しいことをやろうというとき、周囲の人間すべてにいつも賛同してもらえるということはありません。もちろん、全員に反対されるようなことをやろうとしても、その計画は頓挫してしまうでしょう。

しかし、「ここぞ」という目標達成のためには、「申し訳ないですが、私の計画を実行するためにこの部分は我慢してください」と、時に相手との衝突を恐れず、はっきり意思表示をすることが大切です。

相手の気分を害さないようにして親睦を深めることに必死な人よりも、そうした明確 な意思表示ができる人が最終的に信頼されるはずです。