# 自己啓発

橋下徹が実践、今すぐ“できる人”になれる「すぐやる」仕事術

その先送りに「理由」はあるか?
橋下 徹 プロフィール

メールの例でもう少し詳しく話します。たとえば、ある仕事に関して問い合わせのメールが来たとしましょう。人に聞いたり時間をかけて調べたりしなくても答えられる内容ならば、今やっていることを少し中断してでも即時に答えたほうが、時間効率は高いといえます。

もし、「これは後で返答しよう」と思って一度メールを閉じたらどうなるでしょうか。

一つの可能性は、メールを閉じたまま忘れてしまうこと。これは最悪のケースです。重要メールを忘れないよう、フラッグを立てるなどして管理するとしても、後から「そういえば......」とメールを再度開いて「何だったっけな......」と思い出しながら返事を書くようでは時間効率が悪すぎます。

 

一方、メールが届いた時点で返信してしまえば、後から思い出してメールを探す、内容を再度読んで考える、などという時間が節約できるわけです。

返事を書くのにかかる時間は同じと思うかもしれませんが、後から思い出してメールを探し、再度読んで考えて......という作業が積み重なってくると、トータルで考えれば、かなりの時間を無駄にしていることになります。まさに「塵も積もれば山となる」式で時間の無駄が膨れ上がるのです。

現に「忙しい人ほど返事が早い」とよくいわれます。できる人とは、たいていは忙しい人でもあります。彼らは決して大げさでなく「時は金なり」と考えているところがある。だからメール一つを取っても、すぐに答えられるものについて返事を後回しにするなどという、時間の無駄は作らないのです。

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