橋下徹氏の写真提供:SBクリエイティブ
# 自己啓発

橋下徹が実践、今すぐ“できる人”になれる「すぐやる」仕事術

その先送りに「理由」はあるか?
あなたが心から納得できる人生を送るにはどう考え、動くべきなのか。
新刊『異端のすすめ 強みを武器にする生き方』を出版したばかりの橋下徹氏が「橋下流・後悔しない生き方」を説く、短期集中連載。
第1回は、仕事における1つ1つのチャンスを確実にものにするために必要な、「すぐやる」重要性を紹介する。

「今できることはすぐにやる」

つかんだチャンスを確実にものにするために、やろうと思えばすぐにできて、かつ非常に高い価値を持つことがあります。

それは「スピード」と「仕事の漏れがない」ことです。言い換えれば、「先送りする理由」がない限り、とにかく「今できることはすぐにやる」というのを徹底することです。

これを徹底すると、複数の仕事を同時に処理することができるようになり、時間あたりの行動量が増え、結果として周囲からの評価が高くなります。

あなたに仕事を依頼した人にとっても、あなたがすぐにやってくれることで仕事の効率が高まりますし、何よりもあなたに依頼した仕事の進捗管理をする手間が省けるという大きなメリットを得ることができるのです。上司(依頼主)のあなたに対する評価はうなぎ上りになるでしょう。

 

まだ仕事を命じられる側(部下)にいる人は、仕事を命じる側(上司)にとって、仕事の進捗管理の手間がどれほどのものか、よくわかっていないかもしれません。これは上司になって初めてわかることです。

できる上司は、部下の仕事の進捗を常に管理しています。進捗管理がきちっとできていない組織は、仕事が途中で放ったらかしになり、動きが鈍くなります。進捗管理漏れが不祥事事案につながることもある。

しかし、きっちりと進捗管理をしようと思えば、上司は常に部下の仕事の状況を頭に入れておかなければなりません。これはとても面倒で大変なことです。

そこで部下が早く仕事を完了してくれれば、その仕事は上司の進捗管理から離れるので、上司は楽になります。部下から見れば、たった一つの仕事にすぎないかもしれませんが、多くの部下を抱えている上司としては、複数の部下のいくつもの仕事の進捗を管理しなければならないのです。

上司からすると、部下には少しでも早く仕事を完了してもらいたいのです。