# 自動車 # 日産 # カルロス・ゴーン

ゴーンには言われたくない、のろま日本人が独裁者より勝っていること

決断は遅くとも実行は早い
大原 浩 プロフィール

ゴーンと日本人

実は、今回の「ゴーン逃亡事件」もまったく同じ図式といえる。

ベルサイユ宮殿で豪勢な結婚式を行い皇帝のように振る舞うゴーンは、「日本人従業員が懸命に日々の糧を得ている日産で、血も涙もないリストラを行って私腹を肥やした大罪人である」ということだ。

〔photo〕gettyimages

詳しくは、1月12日の記事「『経営者として三流、犯罪者なら一流』のゴーンは日本に何を残したか」なども参照いただきたいが、ゴーンも「有職故実」ならぬ「(重箱の隅をつつく)屁理屈王決定戦」=「司法」を熟知し、抜け道を悪用して悪行を重ねているのだ。

一般の人々にとっては「屁理屈王決定戦」である司法が公正とは思えない(殴り合いで解決するよりはましだが……)。

 

したがって、ゴーンが有罪であるかどうかよりも、日本人の誇りとも言える日産という企業を食い物にして、私腹を肥やしただけではなく、金の力にものを言わせ、保釈制度や二重国籍などの法の抜け穴を利用して、「お白砂の裁き」から逃げ隠れして、遠くの安全地帯(レバノンの治安は悪いが……)から日本人を侮辱することに我慢がならないのである。

関連記事