2020.01.28
# 日本株

日本株のプロがひっそり儲ける「東証のセレブ犬」投資の凄すぎる実力

過去20年で勝率なんと95%…!
大川 智宏 プロフィール

「東証の犬」投資、その驚異的なリターン…!

さて、実はこのダウの犬投資法は、日本株に対しても有効なことが知られている。

ダウ平均の代わりに日経平均株価などを使用することが多いようだが、今回は効果をより一般化させるために母集団を拡大して、TOPIX500構成銘柄のうちでコンセンサス配当予想データを取得できる銘柄(無配除く、時期によって異なるが約400~450銘柄)を対象に、同様の方法で分析を実施した。

仮にこれを「東証の犬」と呼ぶことにする。

 

ダウの犬と比較して銘柄数が多いため、上述の銘柄群のうちで予想配当利回りの上位4分の1の銘柄を抽出して効果を計測している。パフォーマンスはTOPIX500の相対リターンとした。

まずは、東証の犬のパフォーマンスだ。

東証の犬 パフォーマンス

拡大画像表示出所:Datastream

長期的な視点で見れば、パフォーマンスは悪くないどころか良好で、85%にもなる。

ダウの犬とは銘柄数などの諸条件が異なるために単純な横比較はできないが、年率リターンも10%近くになり、驚異的なリターンといってもいい。

ただし、問題は、リターンのブレが大きすぎる点と、直近数年間の効きが悪いことである。2012年以降は目立ったリターンを生み出せず、2018年、2019年はマイナスという結果である。

これには、大きく2つの原因が考えられる。

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