2020.01.28
# 日本株

日本株のプロがひっそり儲ける「東証のセレブ犬」投資の凄すぎる実力

過去20年で勝率なんと95%…!
大川 智宏 プロフィール

実際に比べてみると…

さて、話を戻すが、このダウの犬の高パフォーマンスの背景には、実にシンプルなトリックがある。

周知のように、米国株は史上最高値を更新している状況だ。現在に限らず、過去数十年のスパンで見ても、世界の株式市場の中で突出して高いリターンを生み出し続けている。

つまり、あえて配当利回りの高い銘柄を選定せずとも、そもそもダウ平均株価の構成銘柄を保有してさえいれば、高いリターンが得られていたわけだ。

 

実際に、ダウの犬戦略のパフォーマンスにダウ平均のパフォーマンスを併せて眺めてみると、ほぼ同じようなリターンの動きとなるうえ(ダウ平均の銘柄数の3分の1を保有するので当然だが)、昨年2019年など、年によってはダウ平均に対して大幅に負け越すことも少なくない。

ダウの犬とダウ平均のパフォーマンス

拡大画像表示出所:Datastream

事実、以下のようにダウ平均との相対リターン基準でパフォーマンスを集計すると、年率リターンは3%と、絶対リターンと比較すると大きく見劣りする。

しかし、勝率では70%(20年間中14年分がプラス)と依然として高い水準にあることから、わざわざ高配当銘柄を抽出することの戦略的な意義は認めてもよさそうだ。

ダウの犬とダウ平均相対パフォーマンス

拡大画像表示出所:Datastream
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